岡山国際サーキットで行われている、ユーロカップ2015 岡山国際SP3
弊社がサポートしている 喜多條選手が予選一位でした
引き続き、本戦も頑張ってください
Euro Cup 2015年9時間耐久 Basis耐久号 車載映像
Fuel Evo MAXR SPL エンジン、ギヤ、デフ使用
FuelEvoBoost 燃料に添加
こちらの記事から
オイルについて考えて見る
車を動かすにおいてオイルは基本中の基本
メンテと言えば、オイルと水と空気圧、と言うぐらい誰でも知っているカーメンテナンスパーツです。
実は、弊社は世の中で良いと言われているオイルはほぼ取扱、もしくは、使用してきました。
僕が走っている最高速やサーキット、足車に入れて試してきました。
よくある質問を先に解答します
機関の加工精度の向上、マネージメントが向上した現在、適切な交換時期さえ守れば、オイルが理由でブローしたというのは、ここ10年聞きません。
注意するのは、ターボ車です
ターボのオイルラインのつまり(焼き付き含む)はよく聞く話。
ここは注意が必要ですが、エンジンだけで言えば、油膜切れのブローはほぼ聞かなくなりました
しかし、トランスミッションに関しては、違います
エンジンパワーは、純正でも280馬力制限を超え、どんどんあがる入力値に対して、ギヤを守るのは、オイルのみです。オイルの品質がとても重要で、品質の差がもろに出ます。
弊社でも、相談が一番多いのはこの部分。
エンジンオイルは良いんだけど、MTがねぇと・・・・・
ここが間違いです。
良いオイルなら、MTも問題無いはずです。
エンジンオイルに関してはごまかせていただけなのです。
どちらかが良くて、どちらかが悪い。
それは、あり得ない話ですw
弊社のオイルであれば、ドグミッションは勿論、シーケンシャルも特別SPLは必要有りません
ホリンジャー、クワイフ、ヒューランドに至るまで、問題無く対応します。他社のように、250シングルとか、固いオイルではなく標準のギヤオイルで対応出来ますので、無駄な暖気も必要有りません。
柔らかいのが使えるのは勿論ですが、暖気が要らないってのは十分魅力的な要素ではありませんか?
弊社のオイルを使い始めると、選択肢に低粘度のオイルを選択出来ます。
そんな柔らかいので大丈夫なの?と質問されます。
その考え方は、半分正解で、半分不正解です。
オイルの粘度は、添加剤で形成します。
ここは、僕も勘違いしていた所なのですが、ベースオイルが堅いと思っていたのですが、粘度は添加剤で調整するだけなのです
つまり、オイルの油膜保持性能が、低い物は堅くすることで、油膜を保持するしか手段がないのです。
油膜保持が出来るのであれば、粘度は関係ないはずなのですが、油膜保持が出来無いので、堅くしないと駄目なのです。
勿論、技術も低い昔は、そうせざるを得ませんでした。
あと、最近低粘度のオイルも多いのですが、極端にライフが短い物が多いです。これには注意が必要です(燃費を伸ばすために、敢えて柔らかいオイルを使わせているのだと思うのですが、純正の指定オイルは、指定距離を走るとかなり危険な状態になって居る物もしばしば見受けられます)
大きく言うと、鉱物油、部分合成油、100%化学合成
化学合成の中でも、PAO、エステルでわかれます
基油+添加剤がオイルの価格ですが
その基油の価格が安い物から高い物で、20倍以上開きがあります。
性能の違いもありますが、体感できる部分で言うと、金額です。
よく、旧車には鉱物油しか駄目だと言われる事もありますが、エステルなどの攻撃性や、添加剤の攻撃性を揶揄して言われる事も多く(オイルは関係なく漏れる)、現代だと、必ず正解ではありません。
体感ですが、4L1000円ぐらいのオイルと4L2万円ぐらいのオイルなら違いがわかるかも知れませんが、ブラインドテストで、オイルをどんどん変えていき、違いがわかる人はごく一部だと考えて居ます
その辺りが、よりオイル問題を複雑にさせていると考えて居ます
目的のステージで、適切な価格で、適切な期間内に、油膜を保持する事が出来るオイルの事です。
これは、逆の表現をすると、走る環境と、機関性能、距離が決定されれば、F1用でも作る事は難しくありません。300キロなら300キロ油膜が保持される用に作れば良いだけだからです。
きちんと管理されているレース車両の方が、オイルマネージメントは簡単で、実はチューニングカーの方がオイルは難しいと言うのが事実です。
勿論1番は、FuelEvoです!
実際の話で言うと、今通っているショップ様が奨めるオイルです。
ここは、理由は単純で、何かトラブルがあった時にショップ推奨のオイルを使っておけば、オイルを原因にされる事が無いからです。
弊社のオイルは、金属疲労でブロー等しか聞く事はないのですが、例えば、堅いオイル用のメタルクリアランスで弊社の柔らかいオイルを利用した時、オイル上がりや、何か現象が起こる事は考えられる話です。
選択して貰えるのであればFuelEvo(フューエルエボ)を、試して頂きたいですが、金額的に高価なオイルなのでおいそれとお薦め出来ません。
オイルを自分で選択出来る方に、ヒントを伝えます
・良いオイルは少ないが存在する
・ほとんどのオイルは、安物の基油に添加剤のカクテルオイル←ここの言葉が悪いですが、全部ドングリの背比べ状態
・プラントを自社所有しているかどうか、工業系のオイルを持って居るか(OEM商品も注意)
・海外ブランドでも、OEM品が多い事実(法律の制限で、中身が違う場合もある)
最後に、弊社のオイルの特徴を述べます
お求めは、代理店&取扱店でどうぞ